普段はWindowsをお使いの方も多いと思いますが、
間違ってファイルなんかを削除してしまった場合でも、
ゴミ箱から戻して、、なんて事もままあると思います。
ですが、Linux/Unix OSにはゴミ箱のような機能がないなんてことも。
・・・イヤン。
ということで、バックアップを心がける事が大事なんすね。
例:tarコマンドでディレクトリ丸ごと.tarのファイルにアーカイブする場合
tar -cvzf dir01.tar dir01/
↑ここでは、dir01というディレクトリを、tarコマンドで、
dir01.tarというアーカイブにバックアップしています。
【オプション】
-c 新規にアーカイブを作成する
-f アーカイブのファイル名を指定する
-t アーカイブの中身を表示する
-u 追加するファイルがアーカイブ内のファイルより新しい場合だけ追加する
-v 処理したファイルを一覧表示する
-x アーカイブからファイルを取り出す
-z gzipで圧縮、解凍を行う
以下のページなんかで詳しく載っています。
「Linux 上での解凍・圧縮方法」
http://uguisu.skr.jp/Windows/tar.html
○シェルスクリプトの変数について
■変数に代入する時の注意点
1. =の前後にはスペースを入れない
2. 変数を表す$記号は書かない
3. 文字列は”(ダブルクォーテーション)で囲む
■変数の値を表示する時の注意点
1. 変数を表す$記号を書く
例:
–ここから—
#!/bin/sh
var1=10
var2=”Hanako”
echo “Hi, $var1. I am $0.”
echo “Hi, $var2. I am $0.”
–ここまで–
ちなみに、$0はそのシェルスクリプト名が表示されます。
○算術演算と関係(論理)演算について
演算を行う場合は、exprコマンドを使用
例:
–ここから–
#!/bin/sh
var1=100
var2=0
num1=`expr 10 + 30`
num2=`expr $var1 – 30`
num3=`expr 100 % 30`
echo num1 num2 num3
–ここまで–
結果:
40 70 10
ちなみに、` は「グレイヴアクセント」と言って、
「半角モード Shift+@」で入力可。
echoですが、は結合演算子は不要で半角スペースで。
○条件分岐
■構文
if 条件
then
条件が成立(true)の場合に実行するコマンド
else
条件が不成立(false)の場合に実行するコマンド
fi
例:
–ここから–
#!/bin/sh
if find /home/hogehoge/test.txt
then echo “ファイルがありました。”
cat /home/hogehoge/test.txt
else “ファイルがありませんでした。”
fi
–ここまで–
○繰り返し処理(引数の数だけ繰り返し処理を行いたい場合)
■構文
for 変数 in 引数1 引数2 引数3 引数4 ・・・
do
do ~ done間を、in以下に指定された引数分だけ実行される部分
done
仮想マシーンを使ってみようぞ
Linux専用端末を作ろうかとも思いますたが、
仮想マシーンで使ってみることにしますた。
今回は「VMware Player」に「Ubuntu」という環境
手順は以下参照。
1. VMware Playerを以下サイトからダウンロードしてインストール
http://www.vmware.com/download/player/
2. Ubuntu仮想マシンを以下サイトからダウンロードして解凍
http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/vmware
3. VMwareを起動し、Ubuntuの拡張子がvmxのファイルを開く
各設定は自身でよろしく。
但し、VMware PlayerでゲストOSに割り当てるメモリー容量を
あまり大きくし過ぎると、逆に遅くなることもあるので、適度に。
ちなみに、Ubuntu LinuxをCUI状態にするには、
端末で「sudo /etc/init.d/gdm stop」と入力。
黒画面で改めて、Alt + F1を押して
ユーザ名とパスワードを入れてログイン。
「sudo /etc/init.d/gdm start」で元のGUI画面に戻ります。
日本語モードでCUIだとデスクトップとかの表記がだめじゃんって場合、
LANG=C | sudo update-manager -d
で、英語モードで起動。
今まで日本語だったデスクトップのフォルダ名とかも、
英語にする?って聞かれるので、するよにしてOK
でも、CUIでviエディタを日本語入力対応するのが、、どすれば;;
GUIだと大丈夫なんでしが。。
それから、ビープ音が鳴らないようにするには、
preferences.ini(C:Documents and Settings「ユーザー名」Application DataVMware )に
以下の一行を追加。
mks.noBeep = “TRUE”