シェルスクリプト基本メモ

Linux | 2008-04-24  

○シェルスクリプトの変数について
■変数に代入する時の注意点
1. =の前後にはスペースを入れない
2. 変数を表す$記号は書かない
3. 文字列は”(ダブルクォーテーション)で囲む

■変数の値を表示する時の注意点
1. 変数を表す$記号を書く

例:
–ここから—
#!/bin/sh
var1=10
var2=”Hanako”
echo “Hi, $var1. I am $0.”
echo “Hi, $var2. I am $0.”
–ここまで–

ちなみに、$0はそのシェルスクリプト名が表示されます。

○算術演算と関係(論理)演算について
演算を行う場合は、exprコマンドを使用

例:
–ここから–
#!/bin/sh
var1=100
var2=0
num1=`expr 10 + 30`
num2=`expr $var1 – 30`
num3=`expr 100 % 30`
echo num1 num2 num3
–ここまで–

結果:
40 70 10

ちなみに、` は「グレイヴアクセント」と言って、
「半角モード Shift+@」で入力可。
echoですが、は結合演算子は不要で半角スペースで。

○条件分岐
■構文
if 条件
then
条件が成立(true)の場合に実行するコマンド
else
条件が不成立(false)の場合に実行するコマンド
fi

例:
–ここから–
#!/bin/sh
if find /home/hogehoge/test.txt
then echo “ファイルがありました。”
cat /home/hogehoge/test.txt
else “ファイルがありませんでした。”
fi
–ここまで–

○繰り返し処理(引数の数だけ繰り返し処理を行いたい場合)
■構文
for 変数 in 引数1 引数2 引数3 引数4 ・・・
do
do ~ done間を、in以下に指定された引数分だけ実行される部分
done

Leave a Reply

Theme by othico